こんにちは！水彩画家の矢野元晴です。
本日は京都旅行で訪れた八坂の塔が一望できる夕景の二寧坂を描きたいと思います！
よろしくお願いします！
目次
水彩画・夕景の京都の風景の描き方動画はこちら
５分動画ですが京都の夕景の風景を下書きから完成まで短めに説明しております。
ご参考までに
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：スケッチ（下描き）
五重の塔のあたりをフォーカルポイントに全体をスケッチ。
塔の形に気を付けましょう。
人物の頭の位置は後方へ行くに連れて低くなると坂を登ってる感じが出ます。
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：ファーストウオッシュ（平塗り）
まず空から地面にかけてウオッシュ致します。
境界線ができないようにブルーからオレンジに変わるグラデーションに気をつけましょう。
空上部：コンポーズブルー
空下部、地面：カドミウムイエローオレンジ
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：セカンドウオッシュ
遠景はシルエットで省略します。そうすることで目線が五重塔にフォーカスします。
シルエット：ウルトラマリンブルー＋バーントシェンナ
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：バルール（影入れ）
影を入れて塔を仕上げていきます。
ぼかしながら入れると良いでしょう。
主役ゾーンなので目立つようにコントラストが大切です。
手前の地面の影を入れて距離感をグッと出します。
影は一発で決めると綺麗に仕上がります。 手数が増えると汚れてきます。
最初にパレットに濃い色をたくさん入れておくと良いでしょう。
ウルトラマリンブルー＋ピロールレッド
左手前の木を濃く入れてグッと距離感を出します。
前後感が出るようなコントラストが大切になります。
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：ディテール（細部・完成）
人物の顔から描き、その後服を入れていきます。
服は濃いめに入れるとアクセントになります。
顔：ピロールオレンジ+バーントシェンナ
服：ウルトラマリンブルー＋ニュートラルチント
人物の頭を後方へ行くほどにだんだんと下げて行くと下ってる風に見えます
街灯などを入れてアクセントをつけます。
街灯：ニュートラルチント＋バーントシェンナ
街灯のライト：パーマネントライト
水彩画・夕景の京都の風景の描き方：京都の街歩き
龍安寺は宇宙的神秘性を感じました。外国の方もたくさんいらしてました。
余白の作り方が水彩画に通じますね。 まさに未完の美学！
ここで坐禅をすると自然と心が癒されます。
龍安寺は、ユネスコの世界文化遺産に登録されております。
日本の文化の象徴として世界中から大勢の観光客が訪れます。
金閣寺を見にいきました。
全身金箔で美しい！こんな豪華な建物を当時の人が作ったと考えると驚きです！
お庭の水面の映り込みも素晴らしいです！
豆知識
金閣寺（きんかくじ）は、正式には鹿苑寺（ろくおんじ）といい、京都市北区に位置する臨済宗相国寺派の寺院だそうです！
また金閣寺の3階には、仏陀の遺骨（舎利）が納められているとされ、舎利（仏舎利）を納めた聖地として宗教的な意味あいもあるそうです！
知らなかった〜！
※金閣寺は、1994年にユネスコの世界文化遺産「古都京都の文化財」として登録されています！
その後、銀閣寺へ！
金閣寺とは違う質素で端正な作りに侘び寂びを感じました！
綺麗に整備されたお庭に驚きました！
銀閣寺は、金閣寺（鹿苑寺）の豪華さとは対照的に、質素で静謐な美を追求した建築物だそうです。
日本人の精神的美意識を感じますね。
お庭もとても綺麗ですね。 映り込みが美しいですね。
斜めの影が美しい！見事な竹林！芸術的です！
〜京都御所〜
敷地も広く、とても静かで厳かなところでした。
京都御所は794年の平安京遷都から約1,000年にわたり、天皇がこの地で公務を行い、日本の歴史の
重要な舞台となってきました。
この静けさは歴史の深みを感じますね。
御所の周辺は「京都御苑（きょうとぎょえん）」として整備され、市民や観光客が散策や休憩を楽しむ公園となっています。
広々していて気持ちのいい公園ですね！平安貴族になった気持ちになります笑
今度は祇園さんの愛称で親しまれている八坂神社へ！
こちらも観光客で賑わっておりましたー
八坂神社は京都市東山に位置する全国に約3000社ある八坂神社の総本社だそうです
八坂神社の創建は古く、日本の神話に登場する素戔嗚尊（すさのおのみこと）を主祭神として祀り、疫病除けや厄除けのご利益があるとされています。
八坂神社は、毎年7月に開催される祇園祭の中心としても有名です！
祇園祭は、日本三大祭りの一つに数えられ、平安時代に疫病退散を祈願して始まりました。
八坂神社は以下のようなご利益があるそうです！
- 疫病除け、厄除け
- 縁結び、夫婦円満
- 商売繁盛
- 美容、健康祈願
ぜひ訪れたい神社の一つですね！
まとめ
いかがでしたでしょうか。
京都はどこを歩いても歴史があり、伝統的で絵になる風景がたくさんありますね！
どこを描くべきか迷いますが笑
ぜひスケッチしに訪れてみてくださいね。
それではまた次のブログでお会いしましょう！
コメントを残す